2019年夏休みにオーストリア旅行へ。
訪問先は、ウィーン、ザルツブルグ 、ハルシュタット。新千歳空港を出発してヨーロッパへ。
ザルツブルグ では音楽祭が開催されており、気候も良いとの事から行ってみようと。
航空機はエバー航空の乗り継ぎ。 往路 新千歳空港 → 桃山(台湾) → バンコク → ウィーン 復路 ウィーン → 桃山(台湾) → 新千歳空港 ホテルはLe Méridien Vienna(ウィーン)、Sheraton Grand Salzburg(ザルツブルグ)
Day1
夏休み初日、新千歳空港から初めてのウィーンへ。
飛行機は直前までストライキをしていたエバー航空。ストライキが終わってくれて本当によかった。
ホテルやOBBの予約は変更不可の料金で予約していた為、毎日エバー航空のウェブサイトをチェックしていた。
今回の日程で探した中で、一番安い航空券はエバー航空で新千歳空港→台湾→ウィーン(BR115,BR61)への航路。予約はエバー航空HPより行なった。
出発地の新千歳空港では、スターアライアンス ゴールドステータスの特典を使いラウンジ使用。
アジア系の旅行客で満席となっており、隣にあるカードラウンジを使用。
カードラウンジには軽食はなく、ドリンクのみ。航空会社のラウンジには軽食が用意されていた。
トランスファーで立ち寄った桃山空港(台湾)でもエバー航空のラウンジ使用。シャワー使用も可能で、食事もそこそこあった。
Day2
桃山空港からは経由地バンコクを経てウィーンへ。
バンコクでは一度飛行機を降ろされて、手荷物検査を行なったのち、1時間後位に同じ飛行機・同じ座席へ戻る事になる。
以前、エティハド航空で名古屋→北京→アブダビへ行った時には、経由地で飛行機から降ろされなかった。
機内アナウンスを聞いていないとわからない。もしくは、他の乗客にについて行くか。
ウィーン到着後、ホテルまではUberを使用。
昨年NYで渋って使わなかった為、今回は興味本位の体験の意味もあり使用。
空港のインフォメーションでUberの停留所を確認し、アプリから配車登録。
停留所到着3分後くらいには、目の前に車が到着する。乗車地と行き先を入力して配車手続きをする為、ドライバーとの会話無しでも、目的地へ行く事が出来る。
決済も登録したクレジットカードから支払う事になる。チップの計算をする必要もない。
そんなことを考えながら街並みを眺めているとホテルへ到着。
空港からホテルまでは20分程度の距離。料金は€30.85だった。
ホテルはLe Méridien Viennaを予約。SPGアメックスカードを保有しており、Marriott Gold Eliteステータスを保有。Marriott系列のホテルでウィーンでのアクセスを考えてこのホテルを選択。
ホテル到着が10時頃だったが、アーリーチェックイン出来るとの事。部屋もアップグレードしてもらい、広めの部屋を用意してもらえた。
ホテル近くのcafe museumで当日の行き先を妻とミーティング。
天気も良く、定刻で到着できた為、シェーンブルン宮殿へ向かう事に。
宮殿のチケットは出国前にHPより購入済み。購入時から1年以内に使用すれば良いとの事で、滞在期間中はいつでも使える。チケットは印刷せずに、スマホへPDFを保存。
宮殿入り口でリュックを預けて、スマホに保存したPDFをゲートにかざして入館。紙に印刷して持って来ている人が多数だが、問題なく入館することはできる。オーディオガイド(日本語)をレンタルして宮殿内を散策。
宮殿散策終了後はホイリゲへ。ホイリゲとは、オーストリアのワイン酒場だそう。
電車でHeiligenstadtへ移動。ヴィエナ・シティ・カードと言う、交通機関乗り放題(時間指定あり)パスを購入することもできる。
美術館のチケットや飲食店の割引券も付いているお得なカードの様だが、利用しなかった。理由は、時間指定がついている為、行動が時間に縛られてしまう事と料金体系がお得には思えない内容の為、購入せずに都度駅でチケットを購入した。
ホイリゲで飲み始める前に、Beethoven Museumに立ち寄って見学。散歩道(Beethovengang)にも足を伸ばして、周辺の高級住宅街と葡萄畑を眺めなが散策する。ホイリゲは散策中に見つけたMayer am Pfarplatzへ。
移動中に調べていた場所とは異なるが、覗いた時の雰囲気が最高。後に調べると、1817年にベートーベンが滞在して「第九」を作曲した場所だとか。sprizer、白ワインを注文した。
Day3
この日は電車でザルツブルグへ。予約は、OBB(オーストリア国鉄)のHPより出国前に予約。
Wien HbfよりSalzburg Hbfへは2時間22分。1stクラスを予約した。仕事について考えたい事や、読みたい本もあった為、静かで快適な方へ。
ザルツブルグへ到着後、ザルツブルグカードを受け取る為に小さな事務所に立ち寄る。場所は全くわからず、駅のinfo pointで教えてもらった。
ザルツブルグカードは、HPより出国前に購入しておいた。滞在日数が限られていることもあり、ウィーンの時とは違い購入。
訪問予定場所のチケットとして使えるとの事だった。スマホのPDFを見せるも、ペーパーで必要との事。その場で、ドキュメントを作成してチケットと交換してもらう。
ホテルはSheraton Grand Salzburgに2泊。このホテルでもアーリーチェックインとアップグレードをしてもらう。風景の良い部屋で、正面にホーエンザルツブルグ城塞が見える。
ホテル前にある、ミラベル庭園へ散策。サウンドオブミュージックの映画の中で、「ドレミの歌」を歌っていた有名な場所との事。
庭園を進んで、出た先には「モーツアルトの住居」が見えてくる。ザルツブルグカードを受付で見せて入館する。日本語オーディオガイドが出尽くしているとの事で、英語のオーディオガイドをレンタルする。
マカルト橋を渡り、旧市街へ入る。こちらには、「モーツアルトの生家」があり、こちらもザルツブルグカードを使用して見学すること出来る。
昼食は簡単に済ませて、ホーエンザルツブルグ 城塞の頂上を目指す。麓からケーブルカーに乗り、城塞へ登ると市内が一望できる。1時間くらい城塞内を見学して周り、ホテルへ一度戻る。
この日は、ザルツブルグ音楽祭へ出かける予定があり、ドレスアップの為に戻る必要があった。音楽祭のチケットも事前にHPより予約していた。
海外のクラシックコンサートは初めてで、華やかな印象だった。21:00から23:30頃まで幕間を挟みながら演奏が続いた。ホテルに戻る前に食べた、トラック販売のホットドックが美味しかった。
Day4
この日は朝からHallstattへ。
OBBをAttnang-Puchheim Bahnhofで乗り継ぎ、約2時間で目的地へ到着。クラス指定できるのは、乗り継ぎ駅まで。
その後は、ローカル線の様で指定席はなかった。Hallstattに到着すると、駅の目の前にボートの停留所があり、ここから対岸の町まで移動する。
おじさんが手売りでチケットを販売しており、片道か往復か聞かれた。乗っている時間は、10分程度。
対岸の停留所から北の通りへ5分くらい進むと、写真スポットがあり20人位の人が撮影会をしていた。
町中を散策すると、木工玩具やリース、地元産の塩をお土産として販売している。飲食店も多くあり、食事や休憩には困ることはない。
展望台に向かうケーブルカー乗り場は、停留所から15分くらい南側に歩いた所に位置している。
チケットを売り場で、岩塩坑ツアーの有無を聞かれるがケーブルカーの往復のみを購入した。ケーブルカーは急勾配の山を一気に登っていき、途中リスが跳ね回っているのを見つける事が出来た。
展望台にはオープンテラスのレストランがあり、こちらで休憩。食事も取れる様だが、ダブルコーラ飲み注文して休憩する。
昼食は町の適当な店に入り、地元名物のReinankeと言う魚料理とシュニッツェルを注文。
魚料理は、一匹丸ごとグリルされて皿に盛られて出てくる。写真写りは良くないただの魚料理。見た目とは違い味は美味しい白身魚の為、興味本位でも良いので食べる事をお勧めする。
帰りの船は電車に合わせて出ている為、乗船のための長い列が出来ている。出港時間よりも少し早く行った方が余計な心配はしなくて済むだろう。
電車も指定席ではない為、席の取り合い競争になった。プラットフォームに停車場所は書かれていない為、運により勝負が決まる。
この勝負は運良く、目の前にドアが来たので、無事に席を勝ち取る事ができた。
Day5
ザルツブルグからウィーンへの電車を午後に予約していた為、旧市街地を散策。Monclerがあったので入店。
日本では未発売のダウンジャケットがあり、衝動買いした。
日本で買う値段と比較すると全体的に30%オフ位の値段だろうか?購入した商品を横流し出来れば、50%位儲かるイメージだった。
物品数は少ないが、良い商品に巡り合えたと思う。
ザルツブルグ駅に1時間くらい早く到着してしまった為、OBBのラウンジを使用してみた。
1stクラスでの予約であれば使用できるとの事だったので、チケットを提示して入れてもらう。軽食とドリンクがあり、PCを広げて仕事らしき事をしている人が多くいた。
ウィーン到着後は、ホテルへ直行。day2と同様のLe Méridien Viennaを予約。
初日とは違う部屋に通されるが、こちらもアップグレードして頂いた。夕食はオーストリア料理のTafelspitを食べる為にPlachuttaを予約しておいた。
予約はHPより直接した。普段はHPの他、”Open Table”、”Trip Advisor”を使っている。
Plachuttaでは”Beef Tartar”があった為、迷わずに注文。日本では食べる事が出来なくなってしまったので、海外旅行に行く時はあれば注文している。
注文は、Beef TartarとTafelspitを1人前ずつとワインを注文。Tafelspitの食べ方は、店員が教えてくれる。スープは最初美味しいが、食べ進めると味が濃く、しょっぱく感じた。
食後に定員と話している時に、”美味しかったか?俺は塩味がキツすぎると思うけど”と言っていた。
日本から来たと話すと、日本語の食べ方説明書を出してくれた。
Day6
ウィーン市内観光へ。
王宮博物館はシェーンブルン宮殿訪問時に使用したチケットがこちらでも使用可能。
スマホに保存しておいたPDFで入館できる。美しい食器類の展示があり、現在も使用している物もあるとか。
食器やナイフ、フォークは形を変えずに使われて来ている歴史を感じた。オーストリア国立図書館へはチケットを入口で購入して入館する。
NY図書館を想像していたが、一般利用するわけでは無く、美術館の様な図書館だった。
広い天井の空間の中に、良い色の分厚い書物が整理されており不思議な雰囲気が出ていた。
cafeデメルへ立ち寄る。大室御用達の菓子店として有名とのこと。
オープンテラスの席は混んでおり、店内奥の席を案内される。ガラス越しに職人の仕事風景を見る事ができるのが面白い。
古い建物の中に、整理された菓子工房があるのは面白い光景だった。
ペーター教会に行くと、観光客が椅子に座って何かを待っている様な雰囲気だった。案内板を見ると、パイプオルガンの演奏が始まるとの事だったので、待ってみることに。
始まると、教会らしい音の反響とパイプオルガンの音がマッチしていた。
隣に座っていたアジア系の子供達はpokemon GOをやっていた。その横ではパズルゲーム。どこの国でも、スマホゲームは流行っている様子。
夕食はOpen Tableより予約していたDstrikt Steakhouseへ。Ritz-Carlton内にあり、テラス席と室内席を選ぶ事ができた。
注文は、salad/Beef Filet180g/Strip Loin300g/Grilled vegetables/Mashed potatoes with nut butter/wineを二人で注文。メニューにはwagyuもあった。
ナイフを選べるパターンの店で、ポルシェデザインのナイフがあり、デザイン性でこちらを選択する。
食後は散歩をしながら遠回りしてホテルへ向かう。夜8時でも明るいので、時間感覚がわからなくなる。
Cafe Centralを通り道に見つけたので、デザートを食べに入ってみる。
カフェラテとケーキをオーダー。ケーキのオーダー方法は、ケース内にケーキ名と番号が書いてある。この番号を自席でウェイターに伝えるとドリンクと一緒にケーキを持って来てくれる。
中東系の人が多く来店しており、建物もドバイ空港の一部と同じ様な作りになっていた事が気になった。ピアノの生演奏をしており、良い雰囲気の店だった。
Day7
ベルヴェデーレ宮殿へ。チケットを事前にHPより購入。
クリムトの絵が展示してあるとの事で見学。直近までクリムトの絵が日本へ旅行に来ていたらしい。
日本語オーディオガイドも貸し出していたので、気になる絵画の説明を聞きながら見学。半日位は滞在していただろう。パリに絵画を見に行きたい気分になった。
モーツアルトの銅像裏の公園が一面芝生になっている為、こちらで読書&昼寝。
旅行中に何もしないでゆっくりする時間を大事にしたいと思う。
5年前だったら時間がもったいないとか言いながら、ひたすら歩き回っていた。ゆったりとした時間で観光できるのはフリープランでないとできないので、基本的にはツアー旅行は使いたくないと考えている。
野外でイベントをやっていた為、覗いてみた。野外で映画祭を行なっている様で、各国の出店が出ていた。
和食のブースは鉄板焼きだった。エスニック料理の様な鉄板焼きを提供しており、和食だったのかは謎。ギリシャ料理やメキシカン、タイ料理を食べてみた。ギリシャ料理の肉にヨーグルトソースをかけた料理が美味しかった。
Day8
ホテルから空港まではUberを使用。20分€21.61。
空港ではtax free手続きに並んだ。航空会社は往路と同様、エバー航空。帰りはバンコクを経由せずに、ウィーンから直接桃山空港へ。
オーストリア航空のラウンジを使用する事ができた。ドリンクと軽食が用意されていたが豪華さは特段ない。
Day9
桃山空港では往路と同様のラウンジを使用。東京や関空行きと時間が重なっており、日本人も多くいた。遅延もなく、無事に新千歳空港へ帰国する。
immigrationの列に並んでいると、シルバー人材が外国人入国者へ案内をしているのに気づいた。半年前はいなかった様に感じたが。
ただ、英語を話せるわけでは無く、日本語で全て対応していた。しかもスタッフ数がやたらと多い。